初心者のためのリールの基礎知識
初心者のためのリールの基礎知識

リールの種類と各部位の名称や仕組み、「ドラグ」などの用語をわかりやすく説明します。
初心者はスピニングリールというリールを使いましょう
リールには大きく分けてスピニングリールとベイトリールの二種類があります。ベイトリールは扱いが難しいので初心者はまずスピニングリールで釣りを始めることになります。ここではスピニングリールについて分かりやすく解説していきます。
スピニングリールの各部位の名称


以下では上の画像で分かりにくいところを説明していきます。
④ボディー
➅ローター
⑦ラインローラー
⑧ベール
針金みたいな部分をベールと言います。
⑨ドラグノブ
スプールの上側はふたがされています。ボルトのような構造をしていて回すことによってスプールを締め付けます。ドラグノブは図のつまみの部分を指すこともありますが一般的に単にドラグノブと言うとふた全体を表します。
⑩メインギア
ハンドル軸に固定されているギアです。釣りの世界ではメインギアと呼ばれることが多いです。ちなみに一般的な歯車用語では駆動歯車と言います。
⑪ピニオンギア
ピニオンギアとローターの内部がくっついて固定されていますので、ピニオンギアーが回るとローターが回る仕組みになっています。ちなみに一般的な歯車用語では被動歯車といいます。
ドラグとは

強い力で糸が引っ張られると、糸が切れないようにするためや竿が折れないようにするためにスプールが回転して糸が出ていきます。この仕組みや機構全体をドラグといいます。ドラグという部品があるわけではありません。ドラグは調整できるようになっていてドラグノブを回すことによって弱くしたり強くしたりできます。調整できるのですから当然最大値もありまして、それを「最大ドラグ力」といいます。
ギア比とは
メインギアとピニオンギアの比です。例えば6.2:1のリールであればハンドルを一回転させるとローターが6.2回転することになります。「ギア比が高い」と言えば左側の数字が高いということです。ハイギア、ローギアという言い方をします。同じ機種であればハイギアの方が速く糸を巻き取れます。
リールの素材
プラスチック
最も一般的な素材でエントリーモデルの安いものから20000円台の中級機種まで幅広く使われており、グレードも様々なものがあり5000円以上のモデルにはガラス繊維を混ぜて強化したプラスチックが使われます。
アルミニウム
アルミニウムは金属なのでプラスチックに比べて比較にならないほど頑丈で加工がしやすく錆びないので古くからリールに使われている素材です。主に高級機種に使われ、特に大物用の最高級機種にはアルミが使われています。
マグネシウム
マグネシウムは実用金属の中で最も軽くアルミニウムの約2/3の軽さで。釣り用リールとしては1995年から2000年にかけて採用され始め、リールに革命を起こしました。マグネシウムは錆びに非常に弱く当初は海水で使用することができなかったのですが表面処理技術の進歩により現在は海水に対応している物が主流です。デメリットは加工できる業者が限られているので値段が非常に高いということで、再高級機種にしか使われていません。
ダイワザイオン
ダイワのザイオンはCFRTP(熱可塑性炭素繊維強化樹脂)という素材で、プラスチックの中に非常に高い含有率で炭素繊維を混入することによってマグネシウムにせまる剛性を獲得した新しい素材です。高級機種に使用されます。
リールの使い方
・リールを竿にセットする方法

2.次にねじのようになっている部分をくるくると回してぎゅっと確実に締め込みます。これで完成です。

完成
・糸を巻いたり出したりする方法
手順を説明する前に「ベールを起こす」という作業について解説します。

画像の、針金のようになっている部分をベールと言います。糸を巻くときはこの状態です。これが普段の状態です。

ベールをこのような状態にすることを「ベールを起こす」といいます。この状態が糸を出すときの状態です。なお、ベールを戻すことを「ベールを寝かす」とはあまり言わない気がします。しかし通じないことはありません。
では手順を解説します。
・ハンドルを左右に交換する方法

右ハンドルになりました。
・スプールを外す方法

1.ドラグノブを反時計回りに回して外す。
・ラインストッパーに糸を止める方法
意外に知られていないのですが、ラインストッパーの正しい止め方をお教えします。
2.そしてラインを角にひっかけて、くるっとラインストッパーを巻くようにして止めます。奥まで入るようになっていますので、かちっという感覚が伝わるまでしっかりと止めてください。最後に間違った例を示しておきます。
失敗例↓