ど初心者のための釣竿の基礎知識
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ど初心者のための釣竿の基礎知識
釣竿の各部の名称と「アクション」「調子」など初心者が必ず覚えておくべき用語を解説します。
各部の名称

➀パイプシート(リールシート)


リールを装着する部分ですが実は「パイプシート」と「リールシート」の二種類あって図のものは「リールシート」ではなく「パイプシート」と呼ばれるものです。しかし中級者以上の方でもこれらの区別を知らない人がいるぐらいですので、一般的には両方とも区別せずにリールシートと言ってしまっても通じます。
➁フロントグリップ
リールシートの前にあるグリップです。フロントグリップがない竿も普通にあります。
③リアグリップ
リールシートの後ろ側のグリップです。
④グリップエンド、竿尻
竿の一番後ろの部分、後端です。「グリップエンド」「竿尻」ともに同じ意味ですが、同じような頻度で使う言葉です。ルアー釣りをする人はグリップエンドと言うほうが多い気がします。
⑤ブランクス
何も部品が着いていない棒の部分をブランクスといいます、よく出てくる言葉です。
➅バット
竿の根元の辺りを指します。厳密に根元から何センチまでというふうには決まっていません。
⑦バットガイド、(元ガイド)
リールシートから一番目のガイド、元ガイドという言い方も普通にします。
⑧トップガイド
竿の一番先っぽついているガイド
⑨ティップ
竿の先の辺りを指します。厳密に竿の先から何センチまでというふうには決まっていません。
⑩ティップガイド
ティップ部に着けられたガイド。トップガイドと混同しやすいです。

⑪下栓
⑫遊動ガイド
基本的な用語
調子
異なる種類の竿をそれぞれ同じ力で曲げても先の方だけが急激に曲がったり竿全体が弓なりに曲がったりする竿があります。その曲がり方から見た竿の性質を調子と言います。厳密に数値で決まっているわけではなく、それぞれのメーカーの大体の感覚で決まっています。
先調子、ファーストテーパー

低負荷で竿に力を加えたときに先の方だけが曲がります。ルアー竿の場合、硬くて先調子の竿は投げにくいので初心者には向きません
レギュラーテーパー(本調子)

低負荷で竿に力を加えたときに先調子よりも根元よりで曲がるものです。ルアー竿の場合大体どんな釣りをするにしても使いやすいので初心者はレギュラーテーパーが向いています。
また、本調子という日本語もあるのですが、フナ釣りの世界以外では全く使わない言葉ですのでレギュラーテーパーと言いましょう
胴調子、スローテーパー

低負荷の時点から竿全体が曲がるものです。特に魚がかかったときに竿が弓なりに曲がるので楽しいです。ルアー竿の場合竿を曲げやすいので初心者がキャストを覚えるのにはもってこいですが、場合によってはぐにゃぐにゃしすぎて使いにくいので、初心者には不向きです。
アクション
アクションとはルアー竿においての竿の硬さを表します。これも厳密に数値で決まっているのではなく、各々のメーカーや人によって感覚が違います。例えばダイワとシマノでは表記は同じなのにダイワほうが硬かったりするのは当然です。硬い順に下記のように並びます
ヘビーH>ミディアムM>ミディアムライトML>ライトL>ウルトラライトUL
さらに硬いものや柔らかいものには先頭にエクストラという意味のXが付きます。例↓
エクストラヘビーXH、エクストラウルトラライトXUL