【画像あり】激安PEラインをおすすめできない理由。編み込みがゆるゆるのすかすか

2020-06-15

注:この記事は特定の商品について語ったものではありません

PEラインの拡大画像

激安PEラインと日本製のPEラインを高倍率のマイクロスコープで比較しました。私はこれを見て激安PEラインを買う気が完全に失せました。最近の日本製のPEラインはめちゃくちゃ安いので、日本製のPEラインを買うことをまじでおすすめします。

まずは、表記の太さが違うので気をつけろ!

✔️結果→格安PEライン1.0号がだいたい2.5号あった

ご存知のとおり、格安PEラインは表示の号数よりも実際にはだいぶ太いです。では実際にはどれくらい太いのでしょうか?
注:厳密に言えばPEラインの号数は太さではなくデニールという単位で決まっています。

まずは、よつあみの1.0号と比べてみます。下段が日本製です↓

激安PEラインと国産ラインの直径比較
上格安PEライン1.0号  
下パワーハンタープログレッシブ1.0号

太っと!

やはり、予想通り表記の号数よりかなり太いです。そして締まり具合をみてください、これが同じPEラインなのかと思えるほど、まったくの別物です。

では「よつあみ2号」と比べてみたらどうでしょうか、並べて撮った写真がなくなってしまったので数字を見比べてください。
上の画像が格安PEライン1.0号で、下の画像がよつあみ2.0号です。

激安PEラインの拡大画像
格安PEライン1.0号
シマノピットブルの直径

2.0号よりもまだ太いです。この画像からして格安PEライン1.0号はおそらく2.5号くらいということが分かりました。

編み込み技術がゆるゆるのすかすか

顕微鏡で見た結果、編み込み技術にも明確な違いがあるということが分かりました。

まず下の二つを見比べて下さい、これは先ほどの画像から見やすいように数値を消したものです。上が激安PEラインで下が日本製PEラインです。こりゃ、話になりませんね。どこが違うか分かりますか?

格安PEラインとの編み込みの比較
上格安PEライン
  下パワーハンタープログレッシブ

国産PEラインがきゅっと締まったくびれがあるのに対し、激安PEラインのほうは全くくびれが無いですね。
まるで靴紐ですかってレベルです。しまりが全然違うどころか、もはや「締まり」の概念がないですね。ただ編んだだけというかんじです。

では、別々に見ていきましょう。

まず、これがよつあみパワーハンタープログレッシブ↓

よつあみパワーハンタープログレッシブ

美しく引き締まってますね。

つぎは格安PEラインです↓

格安PEライン

しまりが悪いせいかくびれがなくスカスカです、すぐにほつれてしまうというのは、こういうところが原因になっているんでしょうね。ひどい箇所はすきまができて、床が見えてしまってますね。

3D 画像も見てみましょう、まずはパワーハンタープログレッシブです↓

シマノピットブルの3d画像
パワーハンタープログレッシブ

少し見づらいですが、縦も横も規則正しくきゅっきゅっとくびれが並んでいます。

つぎは、某激安PEラインです。↓

格安PEライン

編み込んでいるはずなのに、凹凸がまったくないです。締まりが悪くゆるゆるのすかすかということが分かります。

最後におまけで、シマノのピットブル4本編みの画像です↓

日本製PEラインの拡大画像
シマノピットブル4本編み

どうですか?このバキバキのモコモコ感(笑)。これを見てしまったら「日本製でいいや、考えるのめんどくさ」ってなりません?

これを初めて顕微鏡でのぞいた時

「あかんわ、もうこれでいいわ」

ってなりましたよ

謎の高ぎれの原因は、しまりの悪さと不均一性が原因かも。

格安PEラインに泣かされたアングラーの方々の中に、「謎の高切れ」を語る方がちょくちょくいらっしゃいます。私は謎の高切れの原因はしまりの悪さと不均一性にあるのではないかという気がしています。

ただし、高切れした瞬間は計測をしようがないので根拠を示せませんが。これを見る限りそんな気がしてならないんです。

では、不均一性を比較してみます。下の画像は上の方でもお見せした画像です。数値を見ても国産ラインよりもばらつきが大きいことが分かります

よつあみパワーハンタープログレッシブをマイクロスコープで拡大
上格安PEライン   下パワーハンタープログレッシブ

でもじつは、これでも控えめに言ってあげてるんですね。

次に数字を除いた画像をみてください↓

上格安PEライン   下パワーハンタープログレッシブ

オレンジの線に注目してください。

PEラインは凸凹なので、私の場合は山の頂点から山の頂点に直線を引いて、その間の距離を測ることにしています。最終的には、何か所も測って平均を出すんです。

そのさい、国産ラインは直線と直線の間に山の頂点がだいたいぴったりとおさまります。

しかし、格安PEラインのほうは不均一すぎて、もはやどこからどこに直線を引くのかを決めるのにすら一苦労しました。ですので、実際は数値を見るよりもわけがわからないぐらい不均一でした。

そもそもくびれがなく靴紐みたいなんですね。

最後はおまけでシマノピットブルの画像をどうぞ↓

シマノピットブル

均一性が素晴らしい、ほぼ誤差は1桁ミクロン以内に収まってますね。一番左は10ミクロンですが。

ちなみに1ミクロンは1000分の1ミリのことです。

結論

私としては、格安PEラインはまったくおすすめできません。

じつは、私もこの実験をやる前までは「あわよくば、国産ラインとそんなに差がないのであれば、格安PEラインを使ってみようかな」と思っていたんですよ。

しかし、今回の結果をみてぞっとしましたよ。格安PEラインには手を出さないのがまさに無難だと思います。

それに、日本製PEラインの価格がひと昔前では考えられないほど安くなっていて、200円か300円くらい足せばシマノとかダイワとかよつあみのPEラインを買えてしまうんです。

我々は趣味の世界、こだわりの世界でやってます、そもそも魚を手に入れるだけであれば魚屋で買ったほうが安くて速いのですから。たった2、300円をけちったがために魚を逃がしてしまったらたまったものではありません。

粗悪品を同じくらいの値段で買うという道理はないので、もはや選択の余地もないでしょう。

今回は以上です、お役に立てたら幸いです。

ライン

Posted by UL&GT